旅カメラにおススメ!ヨーロッパのツアー旅行で実際にX-T20とキットレンズ(18-55mm)を使った感想 Akari

旅カメラにおススメ!ヨーロッパのツアー旅行で実際にX-T20とキットレンズ(18-55mm)を使った感想

2017年9月にツアー旅行ハンガリー・ウィーン・チェコ・スロヴァキアへ行ってきました。
中欧4か国(スロヴァキアは一瞬なのでほぼ3か国)周遊という、大手の旅行会社ならどこでも用意しているメジャーなツアー日程です。

その旅行に持って行ったカメラは、フジフィルムのX-T20とキットレンズのXF18-55mm
作例を見てその画質・色に惚れ込んで購入したミラーレス一眼です。

旅行の間中基本的にずっとこのカメラとレンズのセットで撮影していて、「このカメラを持ってきて良かった!」と思ったので、実際にツアー旅行中に使ってみたときに感じた良かった点をまとめてみました。
もちろんすべてが大満足というわけではなかったので、不満だった点も一緒にまとめています。

ちなみにちょくちょく挟まる写真はすべて旅行中に撮影したもので、縮小とウォーターマーク以外は加工なしです。


旅行の基本情報

  • 中欧4か国周遊
  • 添乗員付き
  • フリータイムは半日×2回だけ。あとはツアーで移動
  • 基本的に街歩きを中心としたツアー(ハイキングなどはなし)

良かった点

そこそこ軽い

私が元々持っていたNikonの一眼レフ(D3100)をやめて、あえてミラーレスを購入した理由の一つが「カメラの重量」。
旅での楽しみの一つに街歩きがあるのですが、カメラが重いと想定以上に体力を使ってしまって大変なんですよね。

体力がなくなると集中力も切れてきて、「もうこれくらいでいいかな…」と目的の途中で帰ったり、適当な写真を撮って帰ってきてしまうことも良くあります。
でも、後から見たときに「なんでもうちょっとがんばれなかったんだ!」と絶対に思うんですよ。
それで、「体力を温存するためにも軽いカメラに変えよう」と決めました。

ただ、X-T20とキットレンズのセットは決して「軽い」とは言えません。特にレンズが重いのです。
軽いって書いている人も多いですけど、「旅行がメイン、写真はサブ」くらいの気持ちで使う人や重いカメラに慣れてない人なら、やっぱり軽くないと感じる方が大多数じゃないかな
実際私の家族(カメラはコンデジ派)に渡してみたら「ちょっと重いね」と言っていました。

しかしいい写真を撮ろうと思ったら重さはどうしても必要。
X-T20は軽いよ! とは言えませんが、「きれいな写真が撮れるなら、これくらいなら持ち運んでみようかな」と思えるくらいの重さで、カメラの性能と我慢できる重さのバランスがちょうどいいのです。

また、コンパクトなおかげで街歩き用カバンへの収納や、カバンからの出し入れがしやすいため、カメラを使わない移動中はリュックに放り込んでおくことが簡単にできます。
こまめにカメラをリュックに収納することで、随分と体力の消耗を抑えられたと思います。

撮影ポイントが続くときには、首からカメラを下げて移動していました。
首に下げたままだと首に負担を感じたので、手を添えてカメラを支えるようにしていたらそれほど重さも気にせず移動できました。

首の負担の軽減が考えられたストラップは付属のストラップと使い心地が全く違います。そのため、ストラップを交換するのを強くお勧めします。
いろんな種類が出ていますが、私が愛用しているのはOP/TEC。
見た目は地味ですがいい仕事をしてくれます。


AFが早くて正確

添乗員付きのツアー旅行はぎちぎちに日程が組まれています。
そのため、観光地についても写真を撮る時間はあまりありません
現地について説明を聞いたら5分しか自由時間がなかった! ということはよくあるんですよね…。

つまり写真を撮る時間もかなり限られているので、AF(オートフォーカス:カメラがピントを自動的に合わせてくれる機能)の早さはかなり重要!
AFが早ければ早いほど、たくさん写真が撮れますからね。

私が以前使用していたD3100は(機種が古くエントリー機だったということもあり)、AFが迷ってしまってなかなか撮影できないことがよくあったんです。
しかしX-T20は最近出たばかりの機種なので、AFが早くて正確なので、スムーズに写真を取ることが出来て助かりました。


暗いところでもきれいに撮影できる

ヨーロッパの照明は日本より暗いところが多く、観光となると室内の写真も増えます。
また、ツアー旅行ではほとんど自由時間がないため、カフェやバーなどへ行こうと思うと夕食後に出かけることになります。
さらに、暗いところでの撮影というと三脚が基本になりますが、ツアー行動中に三脚を立てることはまず無理です。

ということで、暗いところでも手持ちで問題なく撮影できるだけのスペックが必要になります。

実は私は詳しくわかってないんですが、フジフィルムのミラーレスは暗いところに強いと言われているそうです。
さらに、X-T20のキットレンズとしてついてくるレンズは、他のメーカーのものと比べると少し明るいため、光をたくさん取り込めるので暗いところでも撮影しやすくなります。

今回実際にX-T20とキットレンズで撮影してみて、「暗すぎてどうにもならないなー」ということはありませんでした。
もちろん暗いところでいい加減に撮るとぶれましたが…。


個人的には、三脚を使わず手持ちでクルーズ船から撮影した夜景が、これだけきれいに撮れるとは思っていませんでした。すごいよね。

ミニチュアモードがかわいすぎる!

今回の旅行は、世界遺産に指定された旧市街をめぐる…といった内容が多いコースでした。
そんな可愛らしい街並みに、X-T20に組み込まれた「ミニチュアモード」が完璧にマッチ。


どう撮っても可愛いよね!となる【中世の街並み】×【ミニチュアモード】
インスタ映えもばっちりです。私はインスタ使えてませんが。

もちろん、こういう加工は旅行から帰ってからでもできるんですが、旅行から帰ってきて加工してまで写真を仕上げるか? というと、大半の人はやらないと思うんですよ…。
やるにしても8割くらいの人は心のどこかで面倒だなって思うんじゃないでしょうか。

でもX-T20のミニチュアモードなら、ダイアルをくるっと回すだけで旅行先で可愛い写真がばしばし撮れます
その時も楽しいですし帰ってきてからも楽しめるという、二度おいしい機能なんです。

jpeg撮って出しで奇麗なので写真整理が楽

これは旅行から帰ってきたときの話。
一眼で写真を撮影する場合、RAW形式で撮影して、現像ソフトを使って現像するというひと手間をかける人が多いです。

私もNikonを使っていた時はそれをしていました。
というのも、そうやって加工しないと出来上がった写真の色が薄いんです。
Twitterやブログなどで掲載されている写真の多くは加工済みのものなので、それに目が慣れてると余計に「撮ったまま」の写真は「なんかあっさりしてるなあ…??」となりやすいんですよね。

しかしフジフィルムがすごいのは、そんな加工をしないでも十分にきれいな画像で撮影できること!
しかも「フジフィルムの色味」などと言われる独特の素敵な色で、これを他社のカメラで再現しようとすると難しいんです(私はできませんでした)。

旅行に行くと大量の写真を撮りますよね。私は(失敗含めて)1000枚前後撮ります。
それをすべて加工しないといけない…と思うとかなりげんなりしますが、フジフィルムの場合は「jpegで見てみてちょっと不満のあるところを直す」くらいで終わるので、写真整理が格段に楽です。


もちろんX-T20でもRAW形式での記録が出来ますので、加工がしたいという人でも問題ないですよ。

オートモードレバー

カメラにこだわり始めると、絞りやシャッター速度を変えて自分好みの設定で撮影するようになります。
しかし、こうやって設定を作ったカメラだと、「人に渡して自分を撮ってもらう」というのが難しいんですよね。
カメラが好きな方で「写真をお願いしてみたもののうまく撮ってもらえなかった」という経験がない方はいないんじゃないかなと思うほど、頻繁に失敗されてしまいます。

しかしフジフィルムのカメラには、なんと一発で設定をオートモードに切り替えてくれるレバーがあるんです。
物理的なレバーをバチンと変えるだけなので、変更は簡単で時間もかかりません。

ツアー旅行だと添乗員さんが撮影してくれる機会が多いので、こういう機能は本当に便利です。

カメラが目立たない

ツアー旅行は団体行動です。
数日間とはいえある程度人間関係もできるわけですが、この時にカメラが目立つと「写真がすごく上手な人」みたいに見られてすごく恥ずかしいんです。

ちなみに目立つカメラというのは何かというと、一眼レフ。そしてニコン
私もね、カメラを持っていないときは「でっかいカメラすごいな!」って思ってたし、最初に自分でカメラを買うときに「すごいカメラといえばNikonよね!」という理由でニコンを買いましたし、気持ちはわかるんです。

でもね、最初にNikonのD3100をもってツアーに参加した時なんて、わけもわからずオートモードで撮っているだけなのに、Nikonの一眼レフを持っているというだけで「すごくカメラのできる人」みたいな扱いになってとても困りました…。
ちょっと変わった場所を探して撮っているだけで「やっぱり立派なカメラを持ってる人は見てるところが違うね~」みたいに言われるんです。撮りにくいし動きにくいw

その点X-T20はフジフィルムのミラーレス
フジフィルムといえば「写ルンです」というイメージが強いようで、それほど高価なカメラに見られません。
また、ミラーレスは小さいですし、最近ではカメラ女子も増えてきたということで「最近よく見るやつだね」という感じで、やはりこちらもいい感じにスルーされます。
ということで、X-T20を使っていると「最近カメラ好きな人増えたよね~」くらいなノリで見られるくらいで、「写真がすごく上手な人」みたいな誤解は受けないのでとても気楽に写真が楽しめます。

…フジフィルムをディスってるみたいになりましたが(フジフィルムの方ごめんなさい)、実際に似たようなことは私の家族にも友人にも言われましたので(そしてカメラの値段を聞いてびっくりされるまでがワンセット)、一般的なイメージとそれほどずれはないと思います。

不満だった点

やっぱり広さが足りなかった

これは購入当初から危惧していたことだったのですが、18-55mmでは広さが足りないところがありました。
特にチェスキー・クルムロフ!!
ここは本当に広く写せるレンズで撮りたいと思わせる街並みだったので、18mmでは縦も横も足りない! と何度も思いました。

そしてハンガリー。こちらも大きいわりに造りがシンプルな建物が多く、一部を切り取っても微妙な絵面になるため広く撮れるレンズがあればなぁと何度か思うことになりました。


意外にもプラハではそれほど不満はなかったんですよね。
もちろん広く写せるレンズがあればあったに越したことはないんですが…。

ただ18-55mmというのは、割とキットレンズとしては標準的なので(できれば16mmが欲しかったですが…)、私が望むような写真を撮るなら広角レンズを別に買うべきでした。

雨の日に困る

ツアーは日程が決まっているので、雨の中観光することになることも良くあります。

しかし、X-T20とキットレンズには防塵・防滴機能がついていません
また、傘を持ちながら片手で撮影できるほど軽くはありません

そのため、ツアー中に雨が降ると撮影することがかなり難しくなります。


私は今回の旅行で2日雨に降られました。
最初はX-T20で頑張ってたんですけどw途中で力尽きてサブカメラのGRで撮影していました。

↑現行品のリンクを貼っていますが、私が実際に使用したのはこれの1世代前の「GR」です。

ON/OFFを頻繁にすると指が痛い

すごくしょーもない話なんですけどw
X-T20のON/OFFスイッチはとがっています。
そのため、旅行中何度もON/OFFにしてたら、指の腹が痛くなってしまったんですよね。

幸い予備バッテリーは大量に持って行っていたので、「常にONにしておく」という荒業で切り抜けました。


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ラベル:X-T20
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